大型で非常に強い勢力の台風19号が、10月12日夕方から夜にかけて関東に上陸する予想です。
先の台風被害で、まだ大変な思いをされている方も多くいらっしゃることでしょう。
各地で電車や飛行機などの運休も発表されています。
『自分は大丈夫』と思わずに、できるだけ安全と思われる場所に避難するようにして下さい!
自然災害は容赦なく、あなたや、あなたの大切な人へ被害をもたらします。
私も2016年の熊本地震を経験しています。
『まさか自分が・・・』と思いました。
あとになって
「避難しておけばよかった」
「備えておけばよかった」
と、思っても遅いです。
失ったものは帰ってきません。
今、あなたの判断が、大切な人、大切なものを守ることができる唯一の手段です。
台風の時に安全な場所・危険な場所とは
とにかく今から移動できる範囲で、最も安全と思われる場所に避難してください。
安全な場所に行けない場合は、危険な場所には行かない、近づかないようにしてください。
【台風の時の時に安全な場所】
- 海や川から離れた場所
- 木造より鉄筋コンクリートの建物
- 窓や扉の少ない建物
普段穏やかな内海でも、台風時には関係ありません。
過去に内海で台風により大きな被害が出たことがあります。
平成11年 台風18号 熊本県不知火海
どこが安全か?は一概に明言できませんが、少なくとも上記に挙げた場所に近いほど安全と言えます。
今から行ける場所で、上記の条件に近い場所があれば、すぐに非難するようにしましょう。
台風時に危険な場所
台風は暴風だけでなく暴雨にも注意しなくてはいけません。
少し離れた場所でも、風が弱くても、気象状況によっては大雨が降ることがあります。
台風が接近しているときや、通り過ぎた後も絶対に近づいてはいけない場所を以下に挙げます。
- 海岸や河川、田んぼ脇の用水路
- 家の窓の近く
- 建物の近く(瓦屋根の家、看板など)
- 高い建造物
- 道路下のトンネル(アンダーパス))
- 山や崖の近く
今からでもできる台風の時に備えるもの
近くにコンビニやスーパーがあれば、風や雨が強くなる前に備えておいてください。
台風被害でインフラが麻痺しても、とにかく3日間耐えしのげば救援物資が来るはずです。
その間を耐えしのぐだけの備えをしておいてください。
- 水(できるけ多く)
- 懐中電灯
- 電池
- 携帯のポータブルバッテリー(充電満タン)
- ガスコンロ&ガス
- インスタント食品や缶詰
- ウエットティッシュ
- 現金
必ず大切な人と一緒にいること
最後に、災害時は必ず『大切な人と一緒にいること』です。
災害時、建物などの被害はある程度仕方ありません。
しかし今からの判断・行動で『大切な人』を守ることはできます。
皆さん、必ず無事でいて下さい。
大切な人を守ってください。