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東京オリンピック2020公式アートポスターの荒木飛呂彦さんとは?ジョジョ(JOJO)の奇妙な冒険など

公益財団法人の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、1月6日に東京2020公式アートポスターの全20作品を公開しました。

作品は漫画家・荒木飛呂彦さん、写真家・蜷川実花さん、漫画家・浦沢直樹さんなど国内外のアーティスト19組により、オリンピックをテーマとした12作品、パラリンピックをテーマとした8作品の計20作品が制作され公開されています。

これらの作品が、今後東京オリンピック2020大会のポスターとして活用されていきます。

そんな世界も注目する、大会の顔と言っても過言でないは公式ポスターに、私の大好きな漫画家『荒木飛呂彦』さんが入っていたのには驚きました!

今回は、私の大好きな漫画家・荒木飛呂彦さんが描いた東京2020公式アートポスターの作品や、荒木飛呂彦さんとはどんな方なのか、また荒木飛呂彦さんの代表作である漫画『ジョジョの奇妙な冒険』についてお伝えしたいと思います!

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東京2020公式アートポスターとは?

そもそも『東京2020公式アートポスター』とは、いったい何なのでしょうか?

国際オリンピック委員会(IOC)と東京都、日本オリンピック委員会(JOC)が締結した大会の準備・運営に関する契約の要件の一つに東京2020公式アートポスターの制作が定められています。

この公式ポスターは、各大会の特色を世界に伝える役割も果たしています。

近年では、国際的に活躍するアーティストやデザイナーを起用し、各大会の文化的・芸術的レガシーとなる作品を制作するようになっています。

その中からは、時代のアイコンとなるような作品も生まれているそうです。

東京2020公式アートポスターの荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)さんの作品は?

さっそく荒木飛呂彦さんの東京2020公式アートポスター作品を見てみましょう。

作品名は『神奈川沖浪裏上空/The Sky above The Great Wave off the Coast of Kanagawa

一発で荒木飛呂彦さんの作品と分かる作風ですね。
荒木飛呂彦さんの漫画を見たことない方も、この作風は見たことあるかたも多いのではないでしょうか。

独特のタッチや色遣いで壮大なスケールを感じ、もはや美術品と言っても過言ではありません。

荒木飛呂彦さんのコメントは以下。

荒波のような雲。
スポーツの神々が上空から日本へ舞い降りるイメージで描きました。
葛飾北斎-「神奈川沖浪裏」の構図をモチーフに、富士山を何色に塗るか悩みましたが、ハチミツ色に塗りました。

東京2020公式HPより引用

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荒木飛呂彦さんとはどんな人?

そんな名誉ある東京2020公式アートポスターを作成した荒木飛呂彦さんとはどんな方なのでしょうか。

荒木飛呂彦さんのプロフィール

名前 荒木 飛呂彦(あらき ひろひこ)
生年月日 1960年6月7日
出身地 宮城県仙台市若林区
血液型 B型
サイズ 身長:169.5cm  体重:61kg
家族 妻、娘2人
公式サイト 荒木飛呂彦公式サイト『JOJO.com』

荒木飛呂彦さんは現在59歳ですが、その見た目から『まったく歳を取らない』ことも話題となっています。

荒木飛呂彦さんの経歴

荒木飛呂彦さんは東北学院榴ケ岡高等学校を卒業後に、宮城教育大学を中退しており、その後仙台デザイン専門学校を卒業しています。

荒木飛呂彦さんは4歳下の双子の妹がおり、幼少期その二人の仲が良かったせいで家族の中で疎外感を感じ「ひとりの世界」に浸るのが好きな少年で、幼いころから漫画を描き始めたそうです。

高校時代に横山光輝さんのサスペンス作品を愛読しており、特に学生服の主人公が古代遺跡を探検する『バビル2世』は、荒木飛呂彦さんの漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part3のモチーフに影響を与えており、インタビューでは「自分の原点」とも述べています。

『ジョジョの奇妙な冒険』の中でもPart3の主人公・空条承太郎は、最も人気のあるキャラクターです。

16歳の時に同い年のゆでたまごさんが『週刊少年ジャンプ』でデビューしたことに焦りを感じ、高校3年の時に初投稿、以後何度か投稿を重ね、専門学校在学中の1980年(昭和55年)に『武装ポーカー』で第20回手塚賞に準入選し漫画家デビューしています。

その後、『週刊少年ジャンプ』で『魔少年ビーティ―』を執筆。
そして『バオー来訪者』の短編連載を経て、1987年(昭和62年)より『ジョジョの奇妙な冒険』の連載を開始してます。

その『ジョジョの奇妙な冒険』は現在もPart8「ジョジョリオン」が月刊誌『ウルトラジャンプ』で連載中です。

荒木飛呂彦さんのこれまでの作品

魔少年ビーティー

魔少年ビーティー (集英社文庫) [ 荒木飛呂彦 ]

感想(9件)

荒木飛呂彦さんの初連載作品。
荒木飛呂彦さんの原点ともいえる作品で、独特の効果音やセリフなどは現在の作品にも受け継がれています。

バオー来訪者

バオー来訪者 (集英社文庫) [ 荒木飛呂彦 ]

感想(15件)

『ジョジョの奇妙な冒険』のルーツともいえる作品。
荒木飛呂彦さんのファンには、たまらないストーリーと作風ではないでしょうか。

ゴージャス☆アイリン

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感想(0件)

荒木飛呂彦さんの作品では初の女性を主人公にした作品で、連載に移行する予定でしたが、荒木飛呂彦さんが「ダメだ」と判断して、『ジョジョの奇妙な冒険』に移行したそうです。

ジョジョの奇妙な冒険

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感想(0件)

荒木飛呂彦さんの作品で最も人気があり、現在も連載中の『ジョジョの奇妙な冒険』。
私も好き過ぎて、全巻持っています!

荒木飛呂彦さんの代表作『ジョジョの奇妙な冒険』とは?

『ジョジョの奇妙な冒険』は『週刊少年ジャンプ』で1986年から連載が始まり、Part1から現在連載中のPart8まで続いています。Part7の途中で月刊誌『ウルトラジャンプ』に移行しています。

Part 1 ファントムブラッド(1987年)

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感想(4件)

1888年のイギリスを舞台に、貴族の家に生まれ強い正義感と勇気を持つ主人公ジョナサン・ジョースターと、吸血鬼であるディオ・ブランドーとの戦いを描いた作品。

ジョナサン・ジョースターが使う、吸血鬼を倒すための技「波紋」がカッコいいです!

Part 2 戦闘潮流(1987年 ~ 1989年)

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感想(6件)

1938年のアメリカが舞台。ジョナサンの孫のジョセフ・ジョースターもジョナサンと同じく「波紋」を使い、人類を遥かに凌駕する知的生物「柱の男」たちと戦うストーリー。

ジョナサンと違い、お調子者のジェセフですが、このPart2で出てきたラスボス「カーズ」は不死身の存在で、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズでも最強の敵と言っても過言でないないでしょう。

その最強の敵に立ち向かうジョセフ・ジョースターとその仲間たちの戦いがしびれます!

Part 3 スターダストクルセイダース(1989年 ~ 1992年)

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感想(0件)

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで最も人気のあるストーリではないでしょうか。
舞台は1988年の日本からエジプト。このPart3からは「波紋」ではなく、スタンド(幽波紋)と呼ばれる能力の戦いとなります。

ジョセフ・ジョースターの孫・空条承太郎と、ジョナサンの肉体を乗っ取ったDIO(ディオ・ブランドー)との戦い。
空条承太郎があまりにもカッコよすぎます。

Part 4 ダイヤモンドは砕けない(1992年 ~ 1995年)

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感想(4件)

舞台は1999年の日本。
ジョセフ・ジョースターの隠し子・東方仗助が住む杜王町でスタンド使いが増え続け、仗助は悪のスタンド使いの犠牲となった祖父の意志を継いで杜王町を守るため、仲間たちと闘いを繰り広げていきます。

個人的にPart4が一番好きです。
テレビアニメでも人気があり、実写映画化もされました。
東方仗助の役を山﨑賢人さんが演じ話題となりました。

Part 5 黄金の風(1995年 ~ 1999年)

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感想(5件)

舞台は2001年のイタリアで、DIOの息子のジョルノ・ジョバァーナが主人公で、憧れのギャングスタ―を目指しボス・ディアボロとの戦いを描いています。

一応、DIOの身体はジョナサン・ジョースター(頭はDIOで、身体はジョナサン)なので、DIOの息子ジョルノ・ジョバァーナもジョースター家と同じく、正義感が強い青年です。

こちらもテレビアニメが2018年~2019年に放送され、大人気となりました。

Part 6 ストーンオーシャン(2000年 ~ 2003年)

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感想(0件)

舞台は2011年のアメリカで、空条承太郎の娘の空条徐倫が主人公。
かなりストーリーが難しく、何回も見直さないと理解できませんでした^^

Part 7 スティール・ボール・ラン(2004年 ~ 2011年)

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感想(5件)

これまでの時代から遡り、舞台は1890年のアメリカ・サンディエゴビーチ。
この地で世紀の大レースが開催され、謎の鉄球を操る男のジャイロ・ツェペリと、下半身不随の元騎手のジョニィ・ジョースターが、それぞれの目的のためにゴールのニューヨークを目指します。

ストーリー上、Part6までのつながりは一旦リセットされており、これまでのスタンドバトルメインではなく、『回転』による特殊技術で振動が生み出す『波紋』によって様々な効果を引き起こします。
この発想が天才ですね。

Part 8 ジョジョリオン(2011年 ~ )

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感想(123件)

舞台は2011年の日本・S市杜王町。Part7スティール・ボール・ラン・レースから120年後のストーリー。
この『ジョジョリオン』から、またスタンドバトルがメインになっています。

期待通りかなり面白いのですが、まだ謎も多く先が気になります。

東京2020公式アートポスターの荒木飛呂彦さんとは?ジョジョ(JOJO)の奇妙な冒険のまとめ

荒木飛呂彦さんの漫画は、独特の絵や色彩から、決して万人受けする作品ではないと感じています。

しかし、それがまたいいんです!

荒木飛呂彦さんの描く世界は、芸術性に溢れており、気付けばその魅力にハマっていました。

今、荒木飛呂彦さんが日本を代表して東京2020公式アートポスターを描いていることも、その芸術性の高さが世界に認めらている証拠ではないでしょうか。

今後も荒木飛呂彦さんの描く世界に注目ですね!

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