通信制大学の体験談②私が行った産業能率大学での『モチベーション維持』の方法

今回は私が通信制大学の産業能率大学で学んだ際の、『モチベーション維持』の方法についてお話したいと思います。

私が産業能率大学の通信教育課程で経営学を学んだのは24歳から28歳の4年間でした。

この頃はサラリーマンとして工場勤務で3交替をしながら働くかたわら、二人の子供の子育てまっ最中でした。
妻も8時から17時の仕事で働いており、経済的にも時間的にも全く余裕のない状況でした。

そのような状況のなか「このままではまずい・・・」と自分の人生に危機感を感じていた私は、その状況を脱却すべく通信制大学の産業能率大学で経営学を学ぶ決意をしました。

そして目標通り4年間で大学をストレート卒業して『学士』を取得することができました。

私が通信制大学をストレート卒業できた最大の要因として『モチベーション維持』が挙げられると思います。
私がいかにして『モチベーション維持』を行ったかをお話しします。

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通信制大学を卒業するには『モチベーション維持』が最重要課題!?

通信制大学の勉強スタイルは基本的に、大学から送られてきたテキストをひたすら読み進めて、課題を提出後、科目習得試験を受けて合格したら単位習得となります。

4年間で124単位以上の単位取得が必要なので、1年間に31単位以上の取得が必要になり、教科数にして1年間に10~15教科程度を終わらせる必要があります。
1カ月に約1教科を終わらせるイメージです。

4年間ものあいだ、いかに気持ちを切らさず勉強の手を止めないか、つまり『モチベーション維持』がポイントになります。
以下に私が実践した『モチベーション維持』の方法をを挙げていきます。

共に学ぶ仲間をつくる

ありきたりなことかもしれませんが、『共に学ぶ仲間をつくる』ことが『モチベーション維持』には一番効果的ではないでしょうか。

同じ通信制大学で学んでいる方たちは、あなたと同じように「勉強しよう!」と考えてその場にいる方がほとんどではないでしょうか。ということはあなたと同じ志をもつ方も多いはずです。

そのような方と仲良くなり、一緒にスクーリングを受けたり、スクーリングの後に飲みに行ったり、科目習得試験の情報をやり取りしたりすることで、通信制大学生活も楽しいものになるのではないでしょうか。

実際に私も、産業能率大学に入ったときは完全にひとりで、孤独との戦いでもありましたが、スクーリングで仲良くなった方と飲みに行ったり、勉強会をしたり、スクーリングに行った先で一緒に美味しいものを食べたり、観光をしたりと、卒業するころには県外の方も含め『共に学ぶ仲間をつくる』ことができました。

世代や性別、住んでいるところ、置かれた状況もみんなばらばらでしたが、不思議と気の合う方たちと知り合うことができ、その方たちのおかげで『モチベーション維持』をすることができ、何とかストレート卒業することができました。

定期的に成果を確認する

産業能率大学は半年に1回、学修状況連絡表が送られてきていました。
そこには履修科目の一覧と、課題の提出状況、科目習得試験やスクーリングの状況、修得単位数などが1枚の紙にまとめられています。

この学習状況連絡表も『モチベーション維持』に役に立ちました。

学習計画に対しての進捗状況や、成績も一目で分かるため、
「ちょっと計画に対して遅れてるから頑張らないと」や、
「良い成績で単位が取れているのでこのまま頑張ろう!」など
学習状況連絡表を見て、一喜一憂していました。

かく言う私も、1学年終了時点で8単位/124単位しか取れておらず、その事実をこの学習状況連絡表で目の当たりにすることになりました。
さすがにこの時は焦りました(汗

しかしここで気付いて軌道修正したとこで、3学年までに遅れを取り戻すことができました。

その時の様子はこちらをご覧ください。
↓↓
通信制大学の体験談①私の産業能率大学における『学習計画の重要性』と『スクーリングの重要性』について

適度な息抜きも大事

たとえ『モチベーション維持』が重要だとしても、ずっと勉強し続けるとこは不可能なことです。

サラリーマンの方は仕事の傍ら勉強しなければなりません。
主婦の方も家事や育児の合間に勉強しないといけないので、結局息抜きする時間を犠牲にして勉強に取り組む必要があります。

それができる間はよいのですが無理をし過ぎると、仕事でミスが多くなったり、体調を崩したりと、結局マイナスとなってしまう可能性もあります。

また、やりたいことを我慢しすぎると、勉強自体がストレスとなり、体調や心調を崩して長期間の療養が必要となるため、『自己実現』に向けた勉強も結果的にマイナスに作用してしまうことにもなりかねません。

そうならないためにも、『適度な息抜きも大事』です。

科目習得試験が完了したら、自分へのご褒美に美味しいものを食べる。
県外でのスクーリングついで、ご当地グルメを堪能する。その地域を観光する。
完全オフの日を決めて、家族で旅行に行く、など。

通信制大学は4年間という長丁場です。
ずっと全速力では、あっという間に息切れしてしまいます。
意識的に『適度な息抜き』を行いながら、学習に向き合うことで『モチベーション維持』につながります。

危機感を持つ

これは個人的な意見ですが、私の経験上最もモチベーションが上がり、持続するのは『危機感を持っている』ときでした。

私の場合、職場にも慣れ仕事も順調な時は、私生活でも怠けてしまいます。
逆に「このままではいけない」「何とか今の状況を脱却せねば」と危機感を持っているときは、どんなに仕事が辛くても、更にプラスアルファのことをします。

一概にどちらが良いとは言えませんが、短期間に大きく成長したと感じるのは危機感を持っているときでした。

この危機感もうまくコントロールして『モチベーション維持』に活用してみてはいかがでしょうか。

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