花粉症歴25年オーバーのカズマです。
しかし!今年の春、ついに花粉症を克服しました!
今年は春は『あること』を実践した結果、まったく花粉症の症状が出ておらず、大人になって初めて花粉症から解放された春を満喫することができました!
今年は花粉の飛散量が多く、今まで花粉症とはまったく無縁だった方も、この春から花粉症デビューしてしまった方も多いのではないでしょうか。
私も花粉症とは中学生のころから付き合いで、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみ・倦怠感などなど…ありとあらゆる症状を発症しており、春と秋は最も過ごしやすい気候であるにも関わらず、地獄のような苦しみに耐えていました。
「花粉症は一度発症すると治らない」
そういわれ続けていたので、症状が出ないようにマスクで花粉から身を守ることに専念していました。
もちろん、ただ耐えていたわけではなく、花粉症対策としてマスク以外にもさまざまなことを行ってきました。
- 病院に行って薬や点鼻薬を処方してもらう。
- 市販の花粉症の薬を飲む。
- 甜茶を毎日のむ。
- ヨーグルトを毎日食べる。
- レーザー治療(鼻の粘膜をレーザーで焼く)
しかし…
現実は厳しく、薬はどれだけ弱いものを使っても体質的に合わないようで、副作用の眠気や倦怠感で動けなくなり、飲まないほうがマシと思えるほどでした。
甜茶(てんちゃ)やヨーグルトもまったく効果なし。
満を持してレーザー治療も行ったのですが、これは全くの逆効果で、花粉症の症状はまったく改善されないどころか、鼻の奥のかさぶたが治るのに半年ほどかかり、さんざんな思いをしました(泣)
※これらはあくまで個人的な感想・結果であり、みんなに当てはまるわけでありませんのでご了承ください。
結局何をしても花粉症の症状は改善せず、信じるのはマスクのみ!あとは耐える!という、諦めという名の悟りを開きました(笑)
しかし今年の春、『あること』を実践したおかげで、これまで花粉症で苦しんでいたのが嘘のように、マスクなしでも外に出ることができるようになりました。(ま~、コロナのせいでけっきょくマスクは必要なんですが…(笑))
その『あること』とは、とても簡単でだれでも、子供さんでも簡単に実践できることで、その『あること』をざっくり言うと
『花粉症の時期だけ、取ってはいけない油(オメガ6)をできるだけ摂取せず、取ったほうが良い油(オメガ3)をできるだけ多く取り、あとはビタミンDで補う!』
たったこれだけです(笑)
たったこれだけのことを少しの期間実践しただけで、25年以上苦しんだ花粉症が完治した私の体験談が、一人でも多くの花粉症で悩んでいる方のお役に立てればと思います。
花粉症の治し方!私の体験談
私が花粉症を治すために実践した『あること』を、もう少し詳しく説明します。
先ほど
『花粉症の時期だけ、取ってはいけない油(オメガ6)をできるだけ摂取せず、取ったほうが良い油(オメガ3)をできるだけ多く取り、あとはビタミンDで補う!』
といったのですが、要するにやることは
『食事療法』と『ビタミンD』のみです。
『食事療法』と聞くと、厳しい絶食を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、子供でも簡単に取り組むことができ、日常の食生活を少しだけ意識的に変えるだけで、大きな効果を得ることができました。
しかも、科学的に証明されている食べ物の栄養素の働きに基づいた、れっきとした正攻法ですので、副作用もなく安心して実践することができました。
しかもしかも、対処療法ではなく、根治療法(完全に治す治療)なんです。
私の場合、すでに花粉症の症状が出始めていた2月末から『食事療法』と『ビタミンD』の摂取を始めて、わずか1~2週間程度で効果を実感し始めました。
とはいっても最初は半信半疑で、コロナの影響でずっとマスクをしていたため、たまたま症状が出ていないだけだと思っていましたが、6月8日現在、この春はまったく花粉症の症状が出ていません。(私は例年、梅雨が始まるまで花粉症の症状が続きます。)
趣味の山菜取りで毎週のように山に行くのですが、山菜取りの間は人との接触もないため、マスクを外していたのですが、それでも花粉症の症状が出ることはありませんでした。
これは私にとって奇跡的な体験です。
例年だと、マスクをしていても鼻の奥がつーんとして、目がゴロゴロしだして、一気に鼻水・目のかゆみでグチャグチャになっていました(泣)
しかし今年の春は、目がピリピリするので花粉や黄砂が飛んでいるのは感じるのですが、それから花粉症の症状に発展することがないのです。
25年以上耐え苦しんだ花粉症が、こんなちょっとしたことで、改善することができるとはにわかに信じられませんでしたが、明らかに例年との違いを実感しています。
それでは、花粉症対策を説明する前に、まず『なぜ花粉症を発症するのか?』を簡単に説明したいと思います。
なぜ花粉症を発症するのか?
花粉症を発症する原因
花粉症を発症する原因については、環境省『花粉症環境保健マニュアル』に詳しく載っていますので、これを参考にして簡単に説明したいと思います。
花粉症とは、花粉などの異物が体内に入り、その異物から体を守るために排除しようとする炎症反応(免疫反応)のことであり、この炎症反応が過剰な状態になるとアレルギーとなります。
もちろん花粉が体内に入ってもすぐに花粉症を発症するわけでなく、花粉に対応するために徐々に体内で抗体が作られ、この抗体が十分な量になったとき、花粉症を発症するのです。近年は飛散する花粉の量が増加しているため、花粉症発症までの期間が短くなっており、小さなお子さんも花粉症になるケースが多いです。
そして花粉症が発症した際に、過剰な炎症反応が起こる原因として『リノール酸』の過剰摂取が挙げられ、この『リノール酸』が体内で『アラキドン酸』に変化して炎症反応を起こすのです。
要するに花粉症とは食べものからくる病気だったのです!!
そのため、その原因となる食べ物を減らし、花粉症に良い食べ物を多くとることで、花粉症を治すことが可能なんです。
花粉症を治すために減らすべき食べ物は?
炎症反応を起こす原因の『リノール酸』を多く含む食品とはいったいどのような食べ物でしょうか。
100g当たりのリノール酸含有量 文部科学省「日本食品標準成分表」より
上の表を見ていただいてわかる通り、リノール酸は『植物油』に多く含まれています。
そして実は、この『植物油』って、かなり多くの加工食品に使われているんです!
スーパーやコンビニで手に取った食品の原材料を見ていただくと分かるのですが、「食用油脂」「ショートニング」「揚げ油」「マーガリン」「ファットスプレッド」「乳等を主要原料とする食品」などなど、これらは『植物油(リノール酸)』を含んでおり、花粉症を悪化させる原因だったのです。
逆にこれら『植物油(リノール酸)』を含まない食品を探すのが大変なくらいです(泣)
現代は食の欧米化が進み、ほとんどの人が『植物油(リノール酸)』を過剰に摂取しているのが現状です。
理想的な1日のリノール酸の摂取量は『6g』と言われていますが、普通に朝昼晩の3食だけで、すでに約5gを摂取してしまいます。
それに加えて『植物油(リノール酸)』を多く含む食品を多く食べることで、人によっては10倍・20倍の摂取量になることもあります。
大事なことは『とにかく植物油(リノール酸)を徹底的に減らす』ことが大切です!
それでは『食事療法』について具体的に説明したいと思います。
花粉症に効果的で子供でも簡単で即効性のある食べ物は?
花粉症を根本から治す『食事療法』について、お伝えしたいと思います。
まずは積極的にとるべき食べ物は、以下です。
- 『魚』
- 『オメガ3』(亜麻仁油、えごま油)
- 『ビタミンD』
たったこれだけを意識的に、多く取るようにしてください。
花粉症の時期の間だけは、食事のバランスなどは二の次にして、できるだけ魚メインの食事を心がけてください。
魚
魚に含まれる『DHA』と『EPA』は、炎症を抑える効果があり、花粉症の抑制に効果があります。
私の場合は、鯖やイワシの缶詰をかなりの頻度で食べています。
休日のお昼ご飯は、近所のスーパーの総菜コーナーに安くで売っている大好きな海鮮丼を食べていました。
夜の晩酌のおつまみを煮干しやイワシの干物、鯖缶などに変えました。
あとは飽きないように、缶詰の種類を変えたり、好きなお刺身を食べたり、楽しみながら魚を取るようにしていました。
オメガ3(亜麻仁油とえごま油)
『オメガ3』が多く含まれる、亜麻仁(アマニ)油とえごま油をいろいろなものに加えて食事をとるようにしていました。
亜麻仁油やえごま油に多く含まれている『オメガ3』と呼ばれるα-リノレン酸は、体内でDHAやEPAに変換されます。
さらにα-リノレン酸はリノール酸に対して競合的に働く性質があるため、リノール酸を原因とするアレルギー症状を緩和に有効的です。
『オメガ3』の取り方の例として、私はサラダにかけるドレッシングを亜麻仁油・岩塩・ブラックペッパー・ワインビネガーの手作りドレッシングにしたり、納豆や鯖缶にも亜麻仁油やえごま油を入れて食べていました。
亜麻仁油・えごま油はそれほど癖がないため、そのまま飲める方はスプーンなどに取って、そのまま飲んでもよいと思いますが、私はそのまま飲むのには抵抗があったため、さまざまな食品に混ぜて取るようにしていました。
※私はえごま油の味が若干苦手だったので、亜麻仁油を取るようにしていました。
最近では亜麻仁油やえごま油のドレッシングやマヨネーズも売ってありますので、通常使っているものをこちらに変えるのもお勧めします。
ビタミンD
ビタミンDはカルシウムや骨の代謝に欠かせない栄養素です。
そして近年は免疫力の向上やアレルギー症状を改善する作用が注目されています。
私の場合ビタミンDはサプリメントを毎日飲むようにしています。
ビタミンDは1日の摂取上限量は大人で『100μg』なのですが、私はサプリメントで1日当たり『50μg』摂取するようにしていました。
また、紫外線が人の皮膚に当たると体内でビタミンDを生成します。そのため日光を浴びると、花粉症の症状を抑えることができます。
ただし紫外線は浴びすぎると日焼けやシミ、しわの原因になるので注意が必要です。
ビタミンDに関しては、紫外線は日常生活で浴びる程度にして、メインは食事やサプリメントで補給するようにしましょう。
花粉症の治し方のまとめ
私は今回ご紹介した『花粉症の時期だけ、取ってはいけない油(オメガ6)をできるだけ摂取せず、取ったほうが良い油(オメガ3)をできるだけ多く取り、あとはビタミンDで補う!』方法で25年以上苦しんだ花粉症を克服し、今後も花粉症で悩むことはなくなりました。
もしあなたに花粉症の症状がでたら、とにかく
『取ってはいけない油(オメガ6)』を徹底的に減らし、そして
『取ったほうが良い油(オメガ3)』をできるだけ多く摂取して、さらに
ビタミンDを摂取する
ことを試してみて下さい。
早い方では1週間、遅くとも数週間のうちに効果が出てきます。
効果が出てきたら『取ってはいけない油(オメガ6)』と『取ったほうが良い油(オメガ3)』のバランスを意識しつつ、徐々に元の食生活に戻していっても大丈夫です。
誰でも気軽に安心して取り組めることなので、あなたもぜひ試してみてください。
花粉症の無い、素敵な春を満期することができるようになりますよ。