こんにちは、kazumaです。
今日は『通信制大学とは?』について、書きたいと思います。
サラリーマンや主婦、フリーターの方、もしくは短大卒、大学中退の方などで
- 大学卒業の資格(学士)が欲しい!
- 資格取得のために勉強がしたい!
- 勉強して周りを見返してやりたい!
- 出世のために勉強したい!
- 脱サラのために勉強したい!
など、勉強に対して意欲が高い方がいるのではないでしょうか?
その反面、
- 自分なんかが勉強できるのかなぁ?
- 働きながら勉強する時間を捻出できるのかなぁ?
- 子育て、家事をしながら勉強できるのかなぁ?
- 今まで勉強なんてしたことないのに、今さらできるかなぁ?
- 途中で挫折しないかなぁ?
なんて、不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
心配いりません。
大丈夫です!
絶対にできます!
なぜなら、根拠があるからです。
その根拠とは・・・
学生時代、まったく勉強したことが無かったこの私自身が通信制大学で学び、4年間でストレート卒業して無事に「学士」を取得したからです。
勉強が大嫌いだった学生時代
私は決して優等生や意識高い系の人間ではなく、極度の勉強嫌いでした。
学生時代まったく勉強したことがなく、教科書は一度も家に持って帰ったことがないので、もちろん宿題もやったことがありません。
教科書の全ページに落書きをすることにやり甲斐を求め、授業時間は睡眠の時間、学校へは部活や恋をするためにだけに行っていました。魚釣りが好きだったため、学校を仮病で早退して釣りに行ったことが学校にばれて、親と共に学校へ呼び出されたり、釣竿を持って学校に行くのを親に見つかり、完全に呆れられていました。
学校はそれなりに楽しかったのですが典型的な学業劣等生でした。
当時はそれでもまったく不安もなく、その日が楽しければいいと、勉強以外のことに没頭していました。
勉強が嫌で嫌で・・・結局何も将来のことを考えないまま、できるだけ勉強を避けるために先生の進める会社に入りサラリーマン生活をスタートさせました。
自分が無いままスタートしたサラリーマン&子育て
大嫌いな勉強から逃げるように開始したサラリーマン生活。
就職後すぐに19歳で結婚、20歳で子供が生まれました。
しかし、その辺りから少しずつ現状の仕事に対する不満や、将来に対する不安を感じるようになり、『このままでいいのだろうか?』と漠然とした不安を感じるようになりました。
当時は半導体製造工場に勤め、3交替勤務をしていました。
製造ラインでの作業はとても単調でした。自分はもっと能力がありレベルの高い仕事ができる!と思っており、今思えば完全に自惚れていました。
3交替勤務も身体的・精神的にきつく、真夜中に働かなくてはならない夜勤はもちろん、早起きの苦手な私は朝4時起きの早番も大の苦手で、相当身体的に負荷の高い状況でした。
何より、夜勤出勤の時間帯は、家族は就寝前のリラックスした一家団欒の時間で、そんななか仕事に出なといけない精神的負担がとても大きかったです。
逃げるように転職を考える
あまりの身体的・精神的疲労から逃げるように20代前半で転職を考え、さまざまな会社へエントリーするも・・・
ことごとく書類選考で落とされました。
勉強はできないけれど、目の前の仕事は責任持ってきちんとやる、とりあえず話しだけでも聞いてほしいのに、書類で落選。
あまりの不甲斐なさに、さすがにへこみました。
なぜ話しすら聞いてくれないのか?
面接など人と話すことは苦手ではなかったので、話しさえ聞いてくれれば絶対に自分のことを分かってくれる。
それなのになぜ話しすら聞いてくれないのか?
今まで適当に面白おかしく生きてきて、何とかなってきた人生が、まったく話しすら聞いてくれない。
完全に自分という人間を否定された感じでした。
自分の人生のなかで初めて本気で悩みました。
『このままでいいのか・・・』
『自分は何がしたいのか、何ができるのか、何をすればいいのか・・・』
勉強に目覚めた瞬間
悩んでいる間は本当に辛かったです。
この時の経験上、何をしていいのかわからないとき、何をすればいいのか悩んでいる時が一番辛い気がします。
楽しそうに笑っている人が憎く感じるくらい卑屈になっていました。(かなりやばい人ですね)
半年ほど悩み抜いた末、出した結論は『勉強しなきゃ!』でした。
そこから『何を勉強するか?』を真剣に考え、”資格全集”みたいな分厚い本を常に持ち歩き、暇さえあれば1ページ1ページ何回も読み返した記憶があります。『自分は何がしたいのか』を常に自問自答する日々でした。
悩む中で、仕事への不満や疑問から『経営学』へ答えを求めるようになり、『経営学』を学ぶことで、今の仕事でも、ほかの会社からでも認められるような人材になることができるのでは、と考えるようになりました。
会社や学校、地方自治体、家族までも『組織』があるところに必ず『経営学』が必要であり、それを学ぶことでどこでも通用する人材になることができるのではないかと考えました。
悩んだ末に見つけた選択肢『通信制大学』
『経営学』を学びたい!
そう考えるようになり、その手段を模索した結果『通信制大学』に行きつきました。『通信制大学』の存在を知ったときは、目からうろこでした。
働きながらでも学ぶことができ、学費も何とか払えそうな額だったので、あとは自分のモチベーションが続くかどうか?
でも、ほとんど迷いはなかったのを記憶しています。それよりも何もしないことへの不安が大きかったのでしょう。
調べると『通信制大学』もたくさんあり、そこから『経営学』を学ぶことができる学校に絞り、最終的に『産業能率大学』を選択しました。
ネームバリューだけでいけば『慶應義塾大学』や『早稲田大学』なども通信教育課程があったのですが、『経営学』・スクーリングの行きやすさなど総合的に判断して、『産業能率大学』が最も自分に適していると判断しました。
『産業能率大学』の通信教育課程で学んだ”自己実現”という概念
『産業能率大学』通信教育課程の教科の中に”企業社会と自己実現”という教科があり、そのなかで特に印象的で、その後の考え方に大きく影響を与えたのが『マズローの欲求段階説』でした。
皆さんはご存じかもしれませんが、『マズローの欲求段階説』とは、人間欲求は5段階で構成されており、下位の欲求が満たされると次の段階の欲求へと変位していき成長していくという理論。
- 第1の欲求:生理的欲求
- 第2の欲求:安全の欲求
- 第3の欲求:所属と愛の欲求
- 第4の欲求:承認の欲求
- 第5の欲求:自己実現の欲求
(後に、さらに高次の”自己超越”が追加される)
この理論を知ったとき私の人生の目標が決まりました。
『自己実現』
私は勉強、趣味、仕事、子育てなど、すべて『自己実現』にむけた行動であり、『自己実現』という概念こそ、これからの人材育成に欠かせない重厚なファクターになると確信しました。
何も目標もなく、何気なく生きてきた私が産業能率大学の通信教育課程で経営学を学んだことで、人生の目標を見つけることができました。『通信制大学』が私の人生の救世主になりました。
その後、私は計画通り4年間で産業能率大学・通信教育課程を無事に卒業することができ、『学士』を取得することができました。『自己実現』への一歩を歩みだした瞬間でした。
『通信制大学』で学士を取得したことで、大嫌いでいつも辞めようと思っていた職場でも変化が起こり、高卒の人が働く製造部から、大卒や大学院卒の人が働く技術部へ異動となり、能力以上の仕事をさせてもらっています。
『マズローの欲求段階説』でいう”第4の欲求:承認の欲求”が満たされた瞬間でした。
このブログを読んで頂いているあなたなら、きっと大丈夫です。
すでに『勉強したい!』という気持ちがあるからです。
ぜひ『通信制大学』にチャレンジしてみて下さい。
きっとあなたの『自己実現』への扉が開くはずです。